ABRSM 合格証書

去年の秋受検して合格をいただいた生徒様のcertificateがようやく届きました。去年中には届くと予測していましたが…。二人とも待ちに待った合格証書を手にしてとても嬉しそうでした。

改めておめでとうございます!

Iちゃん Grade1
Sちゃん Grade 2

お二人とも、次のグレードへの準備に取り掛かっています。

課題曲だけでなく、スケール&アルベジオや普段使っているメソッド、ソナチネ、セオリーなど、土台を分厚く強化しています♪


当教室では(殆どの教室がそうだと思いますが)入会時にどんなレッスンをご希望されるかをお聞きします。
「楽しくピアノに親しんでほしい」「マイペースに続けてほしい」という内容が多いですね。私も心からそう願っています。

レッスンに慣れた頃に、生徒様の進度状況をみながら、「コンクールやグレードにご関心はありますか?」とお聞きするとこともあるのですが、おうちの方は「いやー、関心がないわけではないけれど、その実力があるかどうか…」「うちの子でも受けられるんですか?」と謙虚というか、不安そうです。

お話させていただくと、
入会時は純粋に「楽しく!」だけを求められていても、ある程度進むと、「目標を持ちたい」「もっと深く音楽を学びたい」と思われるようになり、グレードに関しても、「是非挑戦してみたい!」と考えられるおうちも少なくないんだなぁ、と感じている今日この頃です。背中を押してあげるのも時には必要だな、と。

この春受検予定の生徒様も数名いて頑張っておられます。

ABRSM は私自身が2016年から取り組み、理論、実技とも受検してきたので、難しさも楽しさも、充実感が得られることも知っています。

生徒さん達にグレードを薦めるために取得してきたわけではなく、自己研鑽の一つとして取り組んできましたが、

今は、受検される生徒さん達とそれらを共有できるのがとても嬉しいです。

現時点では、まだイギリスから検定員が来ることができないのでパフォーマンスグレードの動画審査ですが、早く従来の課題曲、スケールとアルペジオ、聴音、初見の4科目総合の対面での実技検定が受検できるようになるといいな、と思います。

グレードはコンクールと違い、年齢、経験問わず、どのグレードでも個々のレベルに合わせて受けられるので、目標設定や音楽を深く理解する、表現力を磨き客観的に評価してもらう、今後の課題が見つかること、などはプラスになると思っています。(ABRSMの場合、パフォーマンス、実技グレード6以上の受検は理論グレード5以上取得が必要)

このようなことを書くと「グレードを絶対受けないといけない?」と思われるかもしれませんが、決してそんなことはありません。マイペースに楽しんでおられる方も多いですよ♪

生徒様お一人おひとり、レッスンで伝えたいことは同じでも、どんな学び方がその子にとって良いのか、今後もしっかり考えていきながらより良いレッスンを目指していきたいと思います!

生徒の皆様、おうちの方々、いつもありがとうございます♪