ピアノを弾くことでどんな特別なことが得られるでしょう

まず、ピアノ自体の音がとても美しく、ピアノで演奏される音楽が私たちの心を満たします。 ピアノと一緒に暮らすことで豊かな心を育むことができ、芸術に触れることで自分自身に向き合うこともできます。

一つの作品をマスターするためには、音楽の多くのスキルを学ぶ必要があります。 私は生徒の個人レベルに応じて長期および短期の目標を設定し、常に生徒が目標を達成できるよう励ましています。さらに、ピアノを公の場で演奏し、他の人の演奏を聞く機会を提供します。 これらの活動は音楽だけでなく、さまざまな人生の場面で役立つと考えています。

生徒との良好な関係

生徒と良い関係を築くことは非常に重要です。 私は生徒に笑顔と優しい口調でユーモアも交えながら心を開きます。 生徒が心配することがあれば、いつでも相談にのります。(練習方法、時間、モチベーションの維持などが)真剣に状況を聞いて理解し、生徒と保護者と一緒に解決策を考えます。

4つのスキル

① レパートリーは最も楽しいです。 音楽は、バロック、古典派、ロマン派、近現代の4つの時代に分かれています。 私は生徒に各時代の特徴を理解し、自信を持って芸術的パフォーマンスに取り組むように教えます。 

②テクニック : 良い姿勢、良い手と指の形、そして体の使い方(手首、腕など)を専門用語(例、アームドロップ、アームウェイト、ローテーションなど)を使って指導します。曲のどの部分でどのテクニックを使うかを生徒自身が選べるようになるまで丁寧に指導します。音階とアルペジオは重要な技術的スキルであり、調性感覚の発達に役立ちます。 私が勉強した「アレクサンダーテクニーク」も交えてアプローチします。

初見演奏は楽譜を読むためのトレーニングです。 生徒は読むだけでなく、音楽に適した方法で演奏する必要があります。 短時間で楽譜から音楽をつかむスキルです。 

耳の訓練 : 良い耳を作ることは、良いパフォーマンスをすることにつながります。  (リズム、時間、インターバル、メロディ、ハーモニー、音色、ダイナミクス、アーティキュレーションなど)初心者は、短い小節でリズムや歌い返しなどの非常に簡単なことから始まります。

ミュージックリテラシー

理論は音楽のルールです。 音符、リズム、音楽用語、音楽形式を教え、各生徒のレベルに沿って進めます。 また、音楽、楽器の歴史や作曲家、曲の背景についても話したり、家庭で調べてもらったりしながら教養を深めます。

家庭での練習と学習

レベルを効率的に向上させるために、レッスンの復習と次のレッスンの準備を宿題として出します。

発表会など

人前で演奏することは、生徒にとって重要なステップです。 私はいつも生徒に「観客の心に届くように演奏する」ことを指導しています。 私自身の演奏を探求するために、音楽大学で教え、ピアニストとして活動されている先生からピアノのレッスンを受けています。 人前での演奏には大きな勇気と努力が必要です。 時には成功することもあれば、そうでないこともあります。 これは、生徒が通常のレッスンでは得られない経験をする貴重な機会です。

評価

ABRSM(英国王立音楽検定)の内容に基づいたレッスンをしています。私のレッスンの理想と合っているからです。ABRSMは世界中で認められている素晴らしい検定であり、生徒はABRSMを通じて4つのスキルをバランスよく学ぶことができます。 グレード1からグレード8があり、グレード8は音楽大学の入学試験レベルです。 日本では年に2回実施されています。受検は任意ですが、挑戦したいすべての生徒を全力でサポートします。

ABRSMのほかのステップやコンクールにも相談の上対応します。

学び続けること

学生時代を含め、ピアノ教師としてのキャリアを始めてから学び続けています。ピアノ講師は、幼児から中学生または高校生までのとても長い期間を共にします。 したがって、ピアノの先生は非常に責任ある職業だと思います。 特に初心者は最も重要です。 大学を卒業した後、私は次のことを学び、私の指導スキルを向上させました。 リトミック指導者コースやさまざまなピアノ講師のセミナーに参加してきました。また、海外のピアノ指導法を英語で勉強しました。 そして、ABRSMピアノパフォーマンスグレード8と専門資格のディプロマ(DipABRSM)を取得しました。2019年にはトロント王立音楽院のオンライン「Teaching Elementary Piano Course」を修了し、証明書を取得しました。

英語

子どもの生活と学校教育は時代とともに変化しています。 日本では、2018年にようやく小学校で英語の授業が始まりました。ですから、生徒にレッスンの中で英語に触れることも有益だと思います。ご希望に合わせて海外のピアノテキストでレッスンしたり、挨拶や簡単な受け答えを英語でおこないます。英語が特別なものではなく日常にあるものになってくれることが私の願いです。