第29回ピアノ発表会③ 本番当日
ここ数年はコロナの影響でグループ制で行っていたので、久しぶりの一堂を介しての発表会でした。また、テノールのゲストをお呼びして、私のピアノソロと歌曲のミニコンサートも久しぶりに行いました。(ミニコンサートについては別記事で書きます)
お一人高校生の生徒が部活の大会と重なってしまいましたが、ショパンの華麗なる大円舞曲をとても素敵に仕上げられたので皆さんにも聴いていただきたく、当教室初のビデオ出演となりました。レッスン室で動画を撮り、当日スクリーンに映し出しました。
初めての試みで、当日上手くスクリーンに流れるかどうか心配でしたが、大成功でした!本人はビデオ出演でしたが、おうちの方は当日会場に来てくださいました♪
↓リハーサルの時の写真です。
その他の生徒さん達は受験生以外全員集合♪
小さな生徒は時間的にもしかしたら退屈するかもしれないと思いましたが、大きいお兄さんお姉さんの演奏も聴いて、刺激を受けたり、何かを学んで欲しかったので、なるべく全部聴いていただくようお願いしたところ、殆どの方が最後までいてくださいました。
そして、やっぱり刺激をもらい、ワクワクしながら楽しく過ごせたようで、発表会の日の夜や翌日におうちの人からたくさんの感想メッセージをいだきました。ありがとうございます。
初ステージの生徒さんから大学生まで、ステージに上がる前にお一人おひとりお声をかける時、演奏中、思い出に残るステージになるように祈っていました。
待っている間、手が冷たくて私の使い捨てカイロを握りしめてた生徒、何回も深呼吸をしていた生徒、ニコニコしている生徒、強い意志を持った表情の生徒。
皆さんが私の想像以上に素敵な演奏を披露してくれました!いつも「伝わる演奏」を目指して練習しているので、いただいた感想の中にもタイトルの情景が「伝わってきました」という言葉も多かったのが嬉しかったです。
音楽でコミュニケーションってこういうことですよね。
ただ、受け取る側(聞き手)にもスキルが必要だと思うので、アナウンスコメントの書き方にも工夫しました。
中学生以上の生徒たちには毎年似顔絵付きのプログラムノートを書いてもらっています。プログラムノートも楽しみにしてくださっている方も多く、なかなかの好評です!
作曲家の背景、演奏する曲の背景、構成など、私も添削しながら生徒たちと一緒に理解を深め、演奏に反映できるようにレッスンしています。
経験を積んでいくと、弾き手と聞き手がお互いどうコミュニケーションをとるのかが分かってきますね。
生徒たちも他の生徒たちの音楽を受け取り、聴き方も上手になってきていると思います。
これからも私も生徒たちと一緒に学び、楽しくレッスンしていきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
以下、いただいたお写真です。
今回、私のドレスを3名の生徒が着てくれました。みんなもおうちの方も喜んでくれましたが、私の方こそ、とーーーっても嬉しかったです。ありがとうございました!
そのうちのおひとりYちゃん(ちゃん付けは似合わない年頃ですが、私にとってはずっとYちゃん)↓