鬼滅の刃

きのう、初めて鬼滅の刃を観ました。

普段なら観ない類のものです。

では、何故観たか?

それは生徒たちが夢中になっているからです。何人もの生徒が「紅蓮華を弾きたい!」と言いました。どんな曲?と思い私も楽譜買って弾いてみました。

こんなにも夢中にさせる鬼滅の刃ってどんなストーリーなんだろう?と思い、きのう観ました。面白くなければ途中で止めればいいと。

結果、最後まで観ました(笑)

以前どこかで書きましたが、私は血とか死ぬとかの描写が心底苦手。鬼滅の刃はそういうシーンが多く、何故コレが流行るのか疑問に思う側面もあります。が、ところどころ笑えるシーンや和むシーン、考えさせられるシーン(これがストーリーの核となるもの)が入っているので、血が出るシーンは目を瞑りながらも観ました。

「メモを取りながら観る」

え?鬼滅の刃をメモを取りながら観るって?

はい。

私はレッスンするにあたって、「例え話」のストックをしています。単に風景や生き物の大きさや動きに例えることもあるし、本やアニメ、映画などのストーリーのあるものから引き出すこともあります。女の子ならディズニーのプリンセス系の例え話には目が輝きます。その他に、スポーツする子にはテクニックの面で例え話をすることもあります。

例え話は多用すると本質から離れる恐れがあるのでポイントを見極めながら用います。

鬼滅の刃も好きな子にはコレを使ったら響くだろう、楽しいだろう、というワードがいくつかありました。それをメモ書きしたのです。

流行っているものの他に、最近の子育てや教育現場はどんな感じなのか、生徒さん一人一人どんなことに興味があるのか、などもチェックするようにしています。

先述した「紅蓮華を弾きたい」と言った生徒に対して。

「好きな曲はどんどん弾いたらいいよ。あなたならレッスンしなくてももう弾けるから。もちろんレッスンの曲もやってね!」

「もう少し基礎固めしたら弾けるようになるよ」

「どうしても弾きたいなら持っておいで」

と様々です。

基礎がしっかりしたら紅蓮華に限らずどんな曲でも自分で弾けるようになります。私は基礎を分厚くしっかり身につけてもらうレッスンをしています。

だいぶ前になりますが、ある生徒が自宅で弾いた紅蓮華の動画を見せてくれました。

うん!バッチリ!カッコいい!やっぱり弾けるね!

その生徒が普段レッスンしているのは、スケール、エチュードとソナチネ、曲集です。セオリーも。

私も子どもの頃、レッスンしてもらう曲意外に好きな曲も弾いてましたよ〜。耳コピして勝手に弾いたり。

鬼滅の刃、観てよかったです!

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