チョ・ソンジン ジャパンツアー
2015年ショパン国際ピアノコンクールで優勝された韓国出身のチョ・ソンジンのジャパンツアーが6月5日に福岡からスタートしました。
全国6ヵ所のツアーの中に日本で一番人口の少ない我が鳥取県の倉吉が入っています。本当に嬉しくて、チケット発売と同時に仲良しの先生と一緒に席を決めて購入しました。
プログラムは①オールラヴェルと②ラヴェル+リストで、きのうの倉吉未来中心公演は②でした。
きのうは早めに倉吉入りして、友達と軽食をとり、期待マックスでホールへ入りました。
感想は…ただただ感動。最後のリストの「ダンテを読んで」は汗がじわりと出るくらい興奮しました。あそこまで深くふくよかに美しく、エネルギッシュなフォルテを聴いたのは思い出す限り2人目です。
その他、甘く繊細な色彩、次々と変化する表現、安定の超絶技巧、チョ・ソンジン自体が音楽でした。
上手く言葉では表せません。これがトップレベルの芸術なんですね。
また、曲を残してくれた作曲家、時代を超えて表現するピアニスト、そして観客、すべての結びつきに感動です。クラシックの偉大さですね。
ありがとうございました。