2020年を振り返って
先週、2020年の全てのレッスンを終えました。
仕事納めの日のとある一コマ。小1のIちゃんが取り組んでいるバロック時代の曲の勉強で、作曲家カードを準備していると、Iちゃん自ら「カツラつけてるカードを見つけよう」と言い出し並べられました。すごい!!!モーツァルトやハイドンも入ってますが、カツラが時代の特徴だと分かってるね!
導入期のレッスンからよく登場する今年生誕250年のベートーヴェン、モーツァルト、バッハはみんなのお馴染みの顔になっていて、カードもすぐに見つけられます。その他の作曲家のカードを見つけるのもみんな大好きです!
さて、
今年もあと一日となりました。色々なことがありましたが、一年間無事に終えられたことに感謝いたします。皆様、ありがとうございました。
今年のお正月は、うさぎのワルツくんとのお別れ。
その後、新型コロナウイルスで不安な日々が始まり、マスク購入が困難な時期もありました。そんな中、次男の大学受験、そして引っ越し。寂しい生活に慣れるのに時間がかかりました。
レッスンは、春はコロナ対策で休講しました。その後、それまでオンラインレッスンを経験したことがなかった生徒様もオンラインレッスン導入。それからしばらくしてから対面に戻りました。
夏、愛する父が天国へ旅立ちました。
私にとって試練の連続でしたが、私らしくいられたのはピアノがあったから、レッスンがあったからです。疲れを感じた時も、ピアノの音や生徒さん達の元気な姿のおかげで毎日頑張ることができました。
秋には、いつもとは違うスタイルでしたがホールで発表会を開催することができました。
コロナ禍で今までの生活がガラリも変わってしまいました。自然に心を寄せる人が増えたと聞きます。私もそのうちの一人です。元々、空を見上げたり、星や月を見たりしていましたが、今は野鳥や小川、草花、森の木々などにも意識的に目を向けるようになりました。
そういう生活をしていると、ココ鳥取の自然の豊かさに改めて気づかされます。音楽には自然の音や光、小鳥の囀りなどを模した旋律やハーモニーがたくさんあります。もちろん、ピアノ曲にも。だから、生徒のみなさんにも、もっともっと自然の景色や音、匂いなどを感じ取って演奏に活かしてもらいたいな、と思いました。せっかく自然豊かな土地に住んでいるのだから。私も今まで以上に演奏のイメージをみんなと一緒に作っていきたいと思います。きっともっと楽しくなるはず!
2021年もどうぞよろしくお願いいたします。