2022ABRSMハイスコア・コンサート

2022.9.23 – 25の3日間、ABRSMハイスコア・コンサートが東京で開催されました。

このコンサートはABRSMでDistinctionというハイスコアで合格した人が招待されるコンサートです。

当教室のこれまで受検した生徒は「東京かぁ、遠いなぁ」と出演したことがありませんでした。

今回も受検した6名全員 Distinctionをいただきましたが、どなたも行かれないと思っていたんです。

が、嬉しいことに2名の生徒様が出演されました。

出演してみたい、と聞いたときは嬉しすぎて飛び上がりたい程でした。もちろん、その時点で私も引率させていただくことを決めました。

それから受検以来、コンサートに向けてのレッスンが始まり、並行して教室の発表会の準備も加わりました。

お一人は受検したときの曲をさらにブラッシュアップ、もう一人は受検したグレードの一つ上のグレードの課題曲を選びました。

お二人とも真摯に曲と向き合い、自信を持って当日を迎えました。

ピアノはスタインウェイ

生徒たちが出演したのは第一日目。リハーサル、本番と良い緊張感の中、立派に演奏されました。さまざまなグレードの曲、ピアノ以外の楽器の演奏を聴くことができ、生徒にとっても私にとっても大変貴重で素晴らしい体験でした。

出演後にパチリ♪

ロゴ入りバッグに、出演証書、バッジ、付箋が入っていました。

ダイジェスト動画

おうちのかたから感想をいただいたのでご紹介させていただきます。

この度のコンサートへの参加は、本人の「東京に行ってみたい!」という理由からでした。モチベーションもグンと上がり、受検の時とは異なる曲にチャレンジしたもののなかなか思うように弾けないときもありましたが、Distinctionの評価に恥ずかしくない演奏をしてほしいという気持ちで練習を見守りました。

本番直前には「今までの中で一番緊張する」と言って両手を差し出してきたのがとても印象に残っています。そんな特別な舞台で演奏できたことはまた一つ自信に繋がる大きな経験になったと思います。

日頃よりみゆき先生には親子ともに励ましていただきながらこのような貴重な経験もさせていただき、本当に感謝しています。

どうもありがとうございました。

Hくんのお母様より

コンサートの参加者は、グレード・年齢・楽器・国籍もさまざまでABRSMの特徴を肌で感じることができました。音楽には垣根がないとはいいますがその一端をうかがえたように思います。それぞれを敬って鑑賞するアットホームな雰囲気のコンサートでした。

Distinctionで通過し立派な賞状を受け取って十分に特別感と達成感を得ていましたが、演奏を終えた直後「おめでとうございました」と主催の方からお言葉をいただけたのが、本人にとって予想外に嬉しかったようです。

受検した曲での参加で、一度評価を受けた曲を弾き込むのは難しい面もありましたが、それも含めて有意義な経験となりました。

貴重な舞台に立てたこと、演奏の出来不出来だけではない「音楽」の真髄に触れられたことが、じわじわと血肉になっていくのを楽しみにしています。

最後になりましたが、ここまでお導きくださり当日も心強いサポートをくださったみゆき先生、ありがとうございました。お陰さまで未知の世界を体験することができました。

心から感謝いたします。

Yくんのお母様のより

素晴らしい感想、心のこもった温かいお言葉、ありがとうございます。

今回、一緒に東京へ行き、コンサートを経験して、改めておうちの方のご理解とサポートに感謝いたしました。

これからもたくさんの生徒にこのような素晴らしい体験をさせてあげたいな、チャンスを作ってあげたいな、と思いました。

私は次の日のコンサートも聴かせていただき、出演者の皆様の素敵な音楽に触れ、大きな幸せを感じました。

ABRSM日本代表事務局のみなさま、大変お世話になりました。みなさまの丁寧な対応に安心して参加することができました。ありがとうございました。

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